畑の放射線量
2011年8月のはじめに
お客様へ
いつもお野菜お取りいただきまして、誠にありがとうございます。8月に入り、本来ならば夏本番の暑さを迎えるのでしょうが、今年は梅雨のようです。おかげで、秋人参の種まきには好都合です。
3月11日に起きました天災を引き金にした福島原発の事故のことは、日本全体を巻き込む未曾有の事態となっています。お客様の中には、お知り合いや御親戚の中に、いまだ落ち着かない生活を強いられている方もおられるかもしれません。心からお見舞い申し上げます。
さて、僕のお客様の中に、放射能の件で協力を申し出てくださった専門家の方がいらっしゃいます。7月9日に、畑の詳細な放射線量を計測していただいたシュタッフ・長倉様ご夫妻です。わざわざ都内からお出でいただき、暑い中、かなりの時間をかけて計測していただきました。すべてボランティアで行っていただきました。誠にありがとうございます。何度お礼を申しても足りないと思っております。この場を借りて 厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
以下に、その計測結果を簡単にご説明いたします。
すべての畑で計測を行いました。結果、計測データは、毎時0.13~0.17マイクロシーベルトでした。データを年間に直すと、1.3ミリシーベルト~1.5ミリシーベルトになります。これは長倉様がおっしゃるには、「自然界における被ばく量となんら変わらない安全な数値」とのことです。日本で普通に生活して、自然界から受ける被ばく量は、年間1.4ミリシーベルトぐらいだそうです。ほぼ変わりません。この結果から、「僕の農園は安全です。」と言って差し支えないものと思われます。
ちなみに、人体に影響が出る数字が200ミリシーベルトで、日本からニューヨークまで飛行機で往復するときに被ばくする量が0.19~0.2ミリシーベルトと言われます。
参考:全国放射線マップ http://www.naver.jp/radiation
今回、メインで使っているハウスが設置してあるA・B畑のデータを別紙にまとめてました。ご参考までにご覧ください。
参考:放射能測定図表.pdf
そして、有精卵でお取引きいただいている、にわとり村の佐藤さんも、独自に業者に依頼して放射線量の計測を行い、データをいただきました。こちらも全く問題ございません。ちなみに、にわとり村さんも僕と同様、風評被害をかなり受けており、売り上げも激減、もし数を増やしてもいいというお客様がいましたら、是非お願いいたします。
お客様の中には ご不安に思われていた方もいらっしゃったと思います。まずはご安心くださいませ。そして、その不安の中でもお付き合いいただきましたこと、本当にありがたく思っています。僕は今までもそしてこれからも、そうした支えていただけるお客様のために、命を張ってお野菜を作っていくつもりです。どうぞ、これからも改めてよろしくお願い申し上げます。
オーガニック・ファーム「百姓農園」
弓木野 毅
シュタッフ・長倉氏 ~Profile~
独国ギーセン大学、ブルツブルグ大学卒業後、来日。大阪大学にて博士号取得。
その後、ドレーゲル・メディカル・ジャパン代表取締役就任。
現在、新会社設立準備中。

HOME